どうも、かっちゃんです。
今回は、「看護師の正体」という本の感想です。前回の「ヤバい医者のつくられ方」と一緒に購入してました。
内容は、とある看護師さんの人生を追いかけつつ、看護師としての業務内容や現場の様子を追っていくものでした。そのため、ある意味特殊な事例ではあるのですが、看護師として普遍的な視点を知ることもできるのかなと思いました。
普遍的な視点
”何ができるか考えなさい。… 略… 患者のために最善を尽くすのが看護師の仕事ですよ。”
これに尽きるのだろう。シンプルながらも全てを表現している
現場で耳で学ぶこと
これはどの仕事にも当てはまるのではないだろうか。たとえマニュアルが存在するものであっても、実施する人は効率的に動くようになっていく。単調作業でなくても、ちょっとしたコツを先輩から聞くことで成長することができたり気づくことができたりするものだ。情報の共有はとても大事な成長のステップなのだ。
現場の人間関係
これも世の中の職場、学校、行事 全てに当てはまるのかもしれない。ただ、どこにでも一人は合わない人間はいるものだと思う。
自身の仕事に対する向き合い方・自身の興味・人生を考えて
何がしたくて今の仕事をしているのか。何を探求している時が楽しいのか。本の例では、オペ室ナースとしての技量向上が、本人の完璧症というか性格と合っていたように思う。自分はどうだろうか。今の仕事、生活、、、。みんな考えてるんだよなぁ、と取り残されているかのような気分になることもある。
患者さんのためになることを最大限実施する
これは医療関係者全ての根底にあるべき考え方だと思う。ふとしたときに本当の意味で理解できる時が人それぞれあるのだと思う。
この本では、医療に向き合う上での考え方のヒントや、現場の雰囲気を知ることができる貴重な資料だと思うと同時に、主人公の千里さんは、かなり優秀な人なのだということは伝わってきました。
業種は異なれど、そんな大人に私もなりたい。